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被虐の病は治らない。

SM、fetish、CFNM…。M男の治まることのない性癖。

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短編小説「いびつな愛(8)」

「ねえ。脚、舐めて」
そう言って、彼女は再び横たわったままの俺の顔前につま先を置いた。
舐めればこのまま彼女への服従を誓う恐怖、舐めなければ彼女の怒りに触れる恐怖。どちらを選択すればいいのか交互に考えが押し寄せてきて、動けずにいた。
「どうしたの? 早く舐めなさい!」
苛立ちがそのまま出た声に、思わず反応してしまい、恐る恐る舌をつま先に這わせた。
「ふふ、可愛い。さぁ、今度はこっちよ」
それまで舐めていた左足は再び頭を踏みつけ、代わりにハイヒールを脱いだもう片方の脚が差し出された。編みタイツに包まれた赤いマニキュアのエロティックさが視覚を刺激した。頭を脚で踏みつけられ、舌しか満足に動かせない状況で、必至に舌を伸ばした。やがて、その舌を押し込むように、つま先が口に入ってきた。
それとともに官能的な痺れが脳髄に押し寄せ、それまでの恐怖感を奥へ追いやる。
「嬉しいわ、正人。お前はもう私のものよ。私から離れられない身体にしてあげる」

このまま成るように成ってしまおうか。
そう思わせるほどの魔力を持った一言だった。
ボンデージを身にまとった彼女は、――もちろんこれまで自分が崇拝してきた女王様とは違う幼顔ではあるが――気高くも粗暴で、M男性をひれ伏せさせるに充分な妖艶さをもまとっていた。一度はノーマルな面で好きになりかけた女性のこの変貌は、嬉しくないはずがない。しかし、それが社会生活を捨てる決心には至らない。歪んだ愛情への恐怖以上に、歪んだ空間の住人――現代社会ではあり得ない、本当の意味での奴隷――になることへの怖さを感じていた。

つま先を引き抜かれた。
「私の脚、舐めて嬉しくない?」
すっと立ち上がった彼女は、冷ややかな目で見下ろしながら言った。
考えが頭を巡っているうちに、舌の動きが疎かになっていたことに、今さらながらハッとした。
恐る恐る彼女を見上げると、その手には再び一本鞭が構えられていた。
「いい機会だから、教えてあげる。私に逆らったり、満足させることが出来なかったらどうなるのかをね。変な考えを起こさないように身体に刻み込んであげる」

テーマ:嗜虐と変態嗜好 - ジャンル:アダルト

  1. 2006/07/02(日) 21:17:43|
  2. 小説
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

SM好きのためのSNS

「M男大好き!SNS」。
出来たばかりで、これからが楽しみなSNSです。
先日、僕も入りました。
いくつかあるSNSの中でもSMに特化した内容は
嬉しい限りです。

出会いを求めたいM男性の方、同嗜好の友達をお作りになられたい女王様
ぜひどうぞ。

http://star.atpne.jp/daisuki/
  1. 2006/06/29(木) 02:44:35|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

短編小説「いびつな愛(7)」

本当に彼女は、この数日にはじめてSMを知ったのだろうか。この状況を楽しむその顔は、すでに女王様が持つ冷酷な妖艶さを醸し出している。それとも、単に彼女の異常愛がなせる業なのだろうか。ともあれ、とうとう呼んでしまった。美貴様、と。
彼女は、満足げな笑みで中腰になって顔を近づけてきた。
「そうよ。お前はこれから私の奴隷だから、そう呼ぶのよね。私ね、お前が私以外の女と関係を持つのなんて、許せないの。だから、一生私が飼ってあげるから安心してね」
意味がわからなかった。いや、言わんとしていることを本当だと思いたくなかった。
「ど…どういうこ…と?」
「あのカフェで仕事始めたのって、前の会社辞めたからでしょ? 次の仕事探してたんだろうけど、その必要はもうないの。今日から私の部屋で、私以外の誰とも会うことなく生活するのよ」
「そ、そんなことができるわけ…」
「心配しなくても大丈夫よ? うちね、実家が事業やってるからお金には苦労しないから。
そうだ!うちが経営してるマンションの一室をお前の好みに改装するのってどう? 磔台とか置いたりね。だから、もう私と一緒にいることだけ考えればいいのよ?」
比喩なんかじゃなく、本当に目の前が真っ暗になった。先ほどまでとは違い、目の前で無邪気な笑顔を見せる彼女を前に、言葉が見つからない。

M男性の誰もが持ち合わせているものではないかもしれないけれど、女王様に監禁されて一生を捧げてみたい。そんな妄想を抱いたこともあった。ただ、あくまで妄想だった。実際にそうなったら頭がおかしくなることが容易に想像できたし、もちろん社会生活を捨てるなんてことも無理のある話だ。

それが今、目の前に突きつけられている。
妹のように可愛がっていたはずの彼女が突きつけた恐怖に、身体が震えていた。

テーマ:SM - ジャンル:アダルト

  1. 2006/06/24(土) 21:53:46|
  2. 小説
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  4. | コメント:0

短編小説「いびつな愛(6)」

さらっとした艶のある髪を掻きあげて見下ろす美貴の姿に、マゾの血が意思とは無関係に騒いだ。だが、ここで彼女のペースにはまってしまっては、この先どうなってしまうのか、わかったもんじゃない。そう思いながらも、目はスラリと伸びた脚、均整の取れたプロポーションを包み込むエナメルのボンデージをまとったその姿に釘付けになってしまう。
どうしようもないMの性に逆らえずにいることを見透かしたように、美貴が追い討ちをかける。
「ふふ、そんなに上から見下ろされるのが嬉しい? それに、やっぱり身体は素直なのね。おちんちん、大きくなってきてるわよ」
顔を踏みつけていたつま先が股間に伸びた。
「や、やめてくれ!」
「言葉に気をつけなさいって言ったでしょ? お前はもう、私に逆らうことはできないの。少し、罰を与えないといけないわね」
そう言って、隣のベッドルームへと消えた彼女は、手に真新しい鞭を持って戻ってきた。
黒い革の質感が妖しく光る一本鞭。
「ほ、ほんとにちょっと、やめてくれよ、お願いだから…」
「これ、鞭の中でも一番痛いんでしょう? お前は、痛いのが好きなのかな? それとも…。どんな反応するのか楽しみね。ほら、いくわよ」

ビシィッ!
「ぐあぁっ」
無慈悲に振り上げられた鞭は空気を裂く音を伴なって、背中に命中した。
さらに鞭は2発、3発と続く。
「ほら、早くさっきの言葉、言い直しなさい。じゃないと、いつまでたってもやめてあげないわよ」
言いながらも、断続的に振り下ろされる鞭。背中はすでに限界にきていた。
「お…お許し、ください…」
ビシッ!
「あぐ、ぅっ」
「誰に言ってるのかしら?」
躊躇した。言えば、彼女のしもべになることを認めてしまうようなものだ。
それでも、鞭の痛みをこれ以上耐え続ける気力も尽きかけていた。
「お許しください…。美貴…様」

テーマ:M男 - ジャンル:アダルト

  1. 2006/06/17(土) 22:10:26|
  2. 小説
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  4. | コメント:4

短編小説「いびつな愛(5)」

どのぐらいの時間、意識を失っていたんだろう?
身体が締め付けられるような苦しさに目が醒めた。ボーっとする頭に徐々に意識が戻り、身体に感覚が戻ってくると、自分の姿にはっとした。

何も身に着けていない!

驚いて上体を起こそうとすると、腕に痛みが走った。後ろ手にガッチリと綿ロープで縛られていた。腕だけではない。足も揃えて縛られ、パンツも剥ぎ取られて股間の性器が露わになっていた。

「ふふ、気がついた?」
横たわったまま声の側を見上げて絶句した。
黒いエナメルのボンデージ、そして網タイツとピンヒールに包まれた艶かしい脚。化粧もしている。さっきまでラフな服装ですっぴんだった美貴とのあまりの違いにも驚いたが、それ以上にそのあどけない顔にアンバランスな妖艶さに唾を飲んだ。
「な…何の真似だ!?」
「こういうのが好きなんでしょう? いやらしいわね、正人は。たっぷり可愛がってあげる」
「ちょ…、本当に美貴なのか? 冗談だろう!?」
美貴は無言で、一歩一歩ヒールを鳴らしながらゆっくりと近づいてきた。やがて、黒光りするハイヒールのつま先が顔のすぐ前まで来た。
「冗談? 私は本気よ。あれから私、SM雑誌を買って、正人がどういうのが好きなのか知ったわ。ちょっとびっくりしたけど、すっごいゾクゾクしたの。これなら正人をずーっと私のもとに置いておけるってね。その日のうちに今使ってる縄とか道具を揃えたのよ。後は仮病使って、正人が来るのを待つだけだったわ。優しいから、きっと来ると思ってた」
絶句した。言葉が声にならない。
「嬉しいわ。これで正人はずーっと私のものだね。あ、それとも名前より、お前とか言われた方が嬉しいのかな? ふふふ」
ピンヒールの冷たい革の感触が頬を撫でる。
「ちょ…っと、待ってくれよ。とりあえず、縄を解いてくれないか?」
「だめよ。お前が私のものになると誓うまで、お前を自由にさせてあげないわ。それと…」
「あ…ぐぅっ」
頬を撫でていたピンヒールが、力いっぱい顔を踏みつけた。
「お前は私の奴隷なの。私にお願いするときは、言葉に気をつけなさい!」
見上げると、あの可愛らしかった美貴の顔は、妖艶さを伴なった残虐な笑みを浮かべていた。

テーマ:M男 - ジャンル:アダルト

  1. 2006/06/15(木) 21:12:44|
  2. 小説
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
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プロフィール

morry

Author:morry
東京在住30代。
現在フリーのM男です。
経験はまだまだですが、S女性様の玩具となることに強い憧れがあります。同嗜好の方、S女性様からのメッセージを頂ければこの上ない幸せです。

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