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被虐の病は治らない。

SM、fetish、CFNM…。M男の治まることのない性癖。

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短編小説「いびつな愛(9)」

ビシィッ!
「ひぃっ、ぐっ…」
空気を切り裂く音の一瞬後に、乾いた音と共に背中に衝撃が走った。
続けざまに2発、3発、4発…。顔が苦痛に歪んだ。
初めて鞭を手にしたとは思えないインパクトに、皮膚が瞬く間に熱を帯びる。
時折身体を逸れてフローリングの床に低く重い音を立てもしたが、それはそれで恐怖感という心的ダメージを倍増させた。
「ぐあぁっ」
さらに背中だけではなく尻、太腿にも容赦なく鞭は浴びせられた。
“このままでは肉が裂けてしまう”。容赦のない鞭の雨に、性器は完全に萎縮し、目には涙がたまった。

「耳障りな声ね。それに近所に聞こえちゃうじゃない」
無造作に丸められたベージュのストッキング――彼女がいつも仕事で穿いているのと同じもの――が、口に押し込まれた。
「ふふっ、情けない格好」
再び振り下ろされる鞭。何十発受けたのか。目に溜まっていた涙はすでに零れはじめていた。自分の目では確認できないが、すでに赤く腫れあがっているであろう皮膚は、回数を重ねるごとに敏感さを増し、一発一発の鞭を耐えがたいものにさせていた。

「どう?もう限界?」
慈悲を乞うような顔で彼女の顔を見上げて、うなずいた。
彼女の手が伸びてきて、唾液に濡れたストッキングが口から引き抜かれた。

「じゃあ、あと100発ね。ちゃんと数え切れたら終わりにしてあげる」
鞭を打ち始める前となんら変わらない、残酷な輝きを湛えた冷静な眼差し。
まだ許したわけでも満足したわけでもない。そう言わんばかりの凛とした表情に、背筋が凍りついた。
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テーマ:SM - ジャンル:アダルト

  1. 2006/07/03(月) 18:00:15|
  2. 小説
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<短編小説「いびつな愛(10)」 | ホーム | 短編小説「いびつな愛(8)」>>

コメント

徐々にS的な行為を楽しんでいる女性の姿が見えてくるようです。女性ならではの残酷さも出てきてこれから楽しみです。
  1. 2006/07/04(火) 12:33:56 |
  2. URL |
  3. kazowk #-
  4. [ 編集]

kazowk様>
ありがとうございます。
なにぶん初めての小説で内心楽しんでもらえてるのかどうかヒヤヒヤですが(^^;
  1. 2006/07/04(火) 19:26:32 |
  2. URL |
  3. morry #ZbRfF.82
  4. [ 編集]

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Author:morry
東京在住30代。
現在フリーのM男です。
経験はまだまだですが、S女性様の玩具となることに強い憧れがあります。同嗜好の方、S女性様からのメッセージを頂ければこの上ない幸せです。

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