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被虐の病は治らない。

SM、fetish、CFNM…。M男の治まることのない性癖。

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短編小説「いびつな愛(13)」

翌日、カフェに電話を入れた。痣だらけで痛みが走る身体では仕事をする気になれなかった。それ以上に、ここ数日の出来事に憔悴しきってしまっていた。これまで自分の口から言えずに仕事を休んでしまっていたことの謝罪と、もう数日だけ休みが欲しいことをマスターに伝えた。

3日後、俺は再び店に電話を入れ、その後で顔を出した。やつれた顔をした俺に全員が心配の言葉を掛けた。その中に、美貴はいなかった。急遽、実家に戻ることが決まって、辞めたと聞かされた。その日の夜、思い切って携帯に電話をしてみたが、解約された後だった。



あの数日間は、何だったんだろうか。夢でも見ていたんじゃないか、そう思えてしまうほどに非現実的な感覚が、ぽっかりと身体のどこかに穴を空けていた。もう一度彼女にあったら、俺はなんて言うだろうか。最後に言いかけた言葉を口にするのだろうか。
いつの間にか、そんなことを考える時間が増えていた。
穴は、いつまでも空いたままだった。
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テーマ:嗜虐と変態嗜好 - ジャンル:アダルト

  1. 2006/07/06(木) 23:19:51|
  2. 小説
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:7

短編小説「いびつな愛(12)」

鍵が回る音がして、ドアが開いた。
「ただいま、正人。良い子にしてた?」
そう言って近づき、哀れな玩具の姿に変わりがないことを確認して微笑むと、ベッドルームへ入っていった。
戻ってきた美貴は真紅のエナメル素材のブラとショーツ、それにヒールの高いサンダルを履いていた。近づいてくるコツコツという足音。その残忍な音とは裏腹に、彼女はまるで恋人に語りかけるかのような口調で言った。
「今日は忙しかったよ、お店。やっぱり正人がいないと仕事も増えるね。私も久々だったから、疲れちゃった」
口を拘束していたストッキングとテープを外すとソファに腰掛け、横たわる俺の身体を脚で弄びながら、彼女は今日一日のことを上機嫌で話した。
「でね、今日休憩時間に実家に電話したの。私もそろそろバイト辞めて、実家に戻るって話をしたら、大賛成してくれたんだ。明日にでも戻って来いだって。ふふ。ねぇ、せっかくだから、そろそろ荷物まとめて引っ越そうかなって思うの。お前を連れて、ね」
恐れていた最終宣告、ふいに言い渡された。彼女を見ることも出来ず、急激に襲い掛かってきた不安と恐怖がそのまま顔に出た。それが、彼女の機嫌を一変させた。
「なに、嫌なの? 私と一緒に居れることが嬉しくないの?」
「………。」
ドスッ!
「うっ」
腹に容赦のない蹴り。しばらく息が出来ずに身悶えた。そんなことにはお構いなしに、立ち上がった美貴の脚がさらに振り下ろされた。
ソファに投げ置かれていた鞭が手にとられていた。初日の、あの一本鞭の恐怖がよみがえってきた。
「うぎぁっ!!」
数日前の腫れが引ききらない背中に渾身の鞭。脳天からつま先まで電気が走った。
背中だけではなく、脚で転がされて仰向けになった状態にも容赦なく鞭が浴びせられる。
皮膚が切れるような鋭い痛み、そのすぐ後で鈍痛。身体全体が痺れた。

数日前の時とは違い、鞭を持つ美貴の顔に冷静さはなかった。殺されるかもしれない。そんなことを本気で思った。鞭のしなる音、部屋に響き渡る打撃音、俺の口から発せられる嗚咽のような叫び声が順々に、そして延々と続いた。
泣いて慈悲を乞いたかった。心の中で一生の奴隷となることを決心して叫ぼうとしたが、痛みに耐えることに必死で出来なかった。必死すぎて、涙すら出てこない自分を恨んだ。

やがて、鞭が止んだ。何十発打ち据えられたのか…。身体全身のいたるところが熱を帯びていた。息も絶え絶えになりながら、ようやく上を見上げた。放心状態で見下ろす美貴と目が合った。
「お…お許し…下さい」
咄嗟に出た言葉。それに反応して、彼女の身体がぴくっとこわばったような気がした。それが何なのか、考える余裕はなかった。
服従を誓ってしまえば、むしろ踏ん切りがつくだろう。言ってしまおう。それしか考えることが出来なかった。
「お許し…下さい……。美貴様の、奴隷に…」
「帰って!」
予想もしなかった一言が俺の言葉を遮った。
目を合わせずに、彼女は唖然としたままの俺の戒めを解いた。
「あ…あの……」
「早く! 出て行って!!」
何がどうなっているのかもわからず、声を掛けることも出来なかった。痛みをこらえながら投げつけられた自分の服に袖を通した。鞭を握り締め、突っ立ったままの美貴を見たが、俯いた彼女と目が合うことはなかった。何も言えないまま部屋を後にした。

テーマ:M男 - ジャンル:アダルト

  1. 2006/07/06(木) 23:17:51|
  2. 小説
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

短編小説「いびつな愛(11)」

あれから何日経ったんだろうか。
遮光性のカーテンで窓は閉ざされ、目に入る位置に時計も置かれていない。度々気絶させられ、体内の時間感覚も狂っていた。4日か、5日か…。彼女は“一生飼う”と言ったが、すでに身体も精神も限界だった。
どんな玩具だって乱雑に扱えばガタがくる。子供の頃、無理に間接を曲げたら腕がパキッと乾いた音を立てて壊れてしまった、アニメのプラモデルと同じだ。頭の中では、プラスティック製の俺が美貴に弄ばれている。一生そのものを握られていることへの恐怖から生まれた妄想。逃れようもなかった。玩具が壊れてゴミとなるかどうかは、持ち主の一存でしかない。俺の持ち主は、美貴なのだ。

美貴はバイトに出ていた。
俺のことは、見舞いに来たときにすごい熱があり、フラフラだったために自分が看病しているという口実でマスターに知らせたらしい。2人の仲に異常性までは感じないまでも、美貴の恋心は察知していたマスターが不審がることはなかった。つまり、一人暮らしで実家にも半年に一度帰るぐらいの俺が自分のマンションに居なくても、誰もこの状態に気づいてはくれないということだ。

何日か前と同じく、身体は身動きが出来ないように赤い綿ロープでキッチリ縛られている。声が出せないように、口にはストッキングが押し込まれ、さらにビニールテープで覆われていた。股間の近くには、周到に用意された尿瓶。逆にアナルには排泄できないように、アナルプラグが差し込まれていた。惨めさが身体の奥からこみ上げ、ずっと泣いていた。

テーマ:SM - ジャンル:アダルト

  1. 2006/07/05(水) 23:36:54|
  2. 小説
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

短編小説「いびつな愛(10)」

気がついたら、意識を失っていた。
意識を取り戻した途端、身体中に鈍い痛みが襲い掛かってきた。
縛られた状態で、首をひねってかろうじて見えた太腿は、赤黒く腫れていた。鮮やかな赤ではなく、うっ血してドス黒く染まっている。ところどころ紫色にも変色している。鞭の恐怖がよみがえってきた。
美貴の姿を探したが、見える範囲に気配はなかった。シャワーの音がしていた。

“100発、数えられたんだろうか…?”
ふと思った。最後の方は意識が朦朧としていて、覚えていない。
ふいに涙が込み上げてきた。俺はどうなってしまうのか。逃げる手もなく、社会から抹消され奴隷として生きることに踏ん切りも出来ない。がんじがらめに縛られて身動きも出来ず、彼女が部屋に戻ってくるのを待つことしか許されない。それだけが現実だった。

ユニットバスからシャワーの音が止み、しばらくして美貴が出てきた。黒いシルクのブラとショーツが身に着けられていた。
「あ、正人? 気がついた?」
初めて彼女と会った時に聞いたのと同じ、優しげな声。その声と同時に足早に駆け寄ってきた彼女は俺の顔のすぐ傍にペタンと腰を下ろした。
「苦しかった?」
「…はい」。子供をあやすような声色につられて、言うと同時に目に溜まっていた涙が零れ落ちてきた。
「ふふ、可愛い。ねぇ、今度は正人の好きなことを教えて? 」
そう言いながら、俺の身体に覆い被さるようにして背中の鞭痕を舌先でなぞった。艶かしく、濡れた感触に思わず熱い吐息を漏らした。すぐに性器が反応して固くなった。
「ふふ、感じちゃってるの? あれだけ鞭で打たれてさっきまで気絶してたのに。やらしい」
そう言って、彼女は体勢を変えると顔の上に跨り、ショーツに包まれたお尻を押し付けてきた。汗で湿ったショーツが顔にピッタリ張り付いて呼吸が出来ない。もがこうにも身体はしっかりとロープで固定されている。
「苦しいの? でも、こういうの好きなんでしょう?」
性器が完全に起立していた。苦しみながらも、彼女の言葉に恥ずかしさで頭がいっぱいになった。
美貴はそのままの体勢で前かがみになって背中やわき腹、鞭で肌が敏感になっている箇所を舌と指で刺激した。全身が快感に打ち震えた。
やがて限界に近づき声にならない声を出すが、お構いなしに彼女は愛撫を続けた。
意識が遠のくのを感じるのと同時に、脳内に射精するような感覚。そのまま、また意識を失ってしまった。

テーマ:SM - ジャンル:アダルト

  1. 2006/07/04(火) 19:29:51|
  2. 小説
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

短編小説「いびつな愛(9)」

ビシィッ!
「ひぃっ、ぐっ…」
空気を切り裂く音の一瞬後に、乾いた音と共に背中に衝撃が走った。
続けざまに2発、3発、4発…。顔が苦痛に歪んだ。
初めて鞭を手にしたとは思えないインパクトに、皮膚が瞬く間に熱を帯びる。
時折身体を逸れてフローリングの床に低く重い音を立てもしたが、それはそれで恐怖感という心的ダメージを倍増させた。
「ぐあぁっ」
さらに背中だけではなく尻、太腿にも容赦なく鞭は浴びせられた。
“このままでは肉が裂けてしまう”。容赦のない鞭の雨に、性器は完全に萎縮し、目には涙がたまった。

「耳障りな声ね。それに近所に聞こえちゃうじゃない」
無造作に丸められたベージュのストッキング――彼女がいつも仕事で穿いているのと同じもの――が、口に押し込まれた。
「ふふっ、情けない格好」
再び振り下ろされる鞭。何十発受けたのか。目に溜まっていた涙はすでに零れはじめていた。自分の目では確認できないが、すでに赤く腫れあがっているであろう皮膚は、回数を重ねるごとに敏感さを増し、一発一発の鞭を耐えがたいものにさせていた。

「どう?もう限界?」
慈悲を乞うような顔で彼女の顔を見上げて、うなずいた。
彼女の手が伸びてきて、唾液に濡れたストッキングが口から引き抜かれた。

「じゃあ、あと100発ね。ちゃんと数え切れたら終わりにしてあげる」
鞭を打ち始める前となんら変わらない、残酷な輝きを湛えた冷静な眼差し。
まだ許したわけでも満足したわけでもない。そう言わんばかりの凛とした表情に、背筋が凍りついた。

テーマ:SM - ジャンル:アダルト

  1. 2006/07/03(月) 18:00:15|
  2. 小説
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

短編小説「いびつな愛(8)」

「ねえ。脚、舐めて」
そう言って、彼女は再び横たわったままの俺の顔前につま先を置いた。
舐めればこのまま彼女への服従を誓う恐怖、舐めなければ彼女の怒りに触れる恐怖。どちらを選択すればいいのか交互に考えが押し寄せてきて、動けずにいた。
「どうしたの? 早く舐めなさい!」
苛立ちがそのまま出た声に、思わず反応してしまい、恐る恐る舌をつま先に這わせた。
「ふふ、可愛い。さぁ、今度はこっちよ」
それまで舐めていた左足は再び頭を踏みつけ、代わりにハイヒールを脱いだもう片方の脚が差し出された。編みタイツに包まれた赤いマニキュアのエロティックさが視覚を刺激した。頭を脚で踏みつけられ、舌しか満足に動かせない状況で、必至に舌を伸ばした。やがて、その舌を押し込むように、つま先が口に入ってきた。
それとともに官能的な痺れが脳髄に押し寄せ、それまでの恐怖感を奥へ追いやる。
「嬉しいわ、正人。お前はもう私のものよ。私から離れられない身体にしてあげる」

このまま成るように成ってしまおうか。
そう思わせるほどの魔力を持った一言だった。
ボンデージを身にまとった彼女は、――もちろんこれまで自分が崇拝してきた女王様とは違う幼顔ではあるが――気高くも粗暴で、M男性をひれ伏せさせるに充分な妖艶さをもまとっていた。一度はノーマルな面で好きになりかけた女性のこの変貌は、嬉しくないはずがない。しかし、それが社会生活を捨てる決心には至らない。歪んだ愛情への恐怖以上に、歪んだ空間の住人――現代社会ではあり得ない、本当の意味での奴隷――になることへの怖さを感じていた。

つま先を引き抜かれた。
「私の脚、舐めて嬉しくない?」
すっと立ち上がった彼女は、冷ややかな目で見下ろしながら言った。
考えが頭を巡っているうちに、舌の動きが疎かになっていたことに、今さらながらハッとした。
恐る恐る彼女を見上げると、その手には再び一本鞭が構えられていた。
「いい機会だから、教えてあげる。私に逆らったり、満足させることが出来なかったらどうなるのかをね。変な考えを起こさないように身体に刻み込んであげる」

テーマ:嗜虐と変態嗜好 - ジャンル:アダルト

  1. 2006/07/02(日) 21:17:43|
  2. 小説
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

morry

Author:morry
東京在住30代。
現在フリーのM男です。
経験はまだまだですが、S女性様の玩具となることに強い憧れがあります。同嗜好の方、S女性様からのメッセージを頂ければこの上ない幸せです。

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