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被虐の病は治らない。

SM、fetish、CFNM…。M男の治まることのない性癖。

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SM好きのためのSNS

「M男大好き!SNS」。
出来たばかりで、これからが楽しみなSNSです。
先日、僕も入りました。
いくつかあるSNSの中でもSMに特化した内容は
嬉しい限りです。

出会いを求めたいM男性の方、同嗜好の友達をお作りになられたい女王様
ぜひどうぞ。

http://star.atpne.jp/daisuki/
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  1. 2006/06/29(木) 02:44:35|
  2. 未分類
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短編小説「いびつな愛(7)」

本当に彼女は、この数日にはじめてSMを知ったのだろうか。この状況を楽しむその顔は、すでに女王様が持つ冷酷な妖艶さを醸し出している。それとも、単に彼女の異常愛がなせる業なのだろうか。ともあれ、とうとう呼んでしまった。美貴様、と。
彼女は、満足げな笑みで中腰になって顔を近づけてきた。
「そうよ。お前はこれから私の奴隷だから、そう呼ぶのよね。私ね、お前が私以外の女と関係を持つのなんて、許せないの。だから、一生私が飼ってあげるから安心してね」
意味がわからなかった。いや、言わんとしていることを本当だと思いたくなかった。
「ど…どういうこ…と?」
「あのカフェで仕事始めたのって、前の会社辞めたからでしょ? 次の仕事探してたんだろうけど、その必要はもうないの。今日から私の部屋で、私以外の誰とも会うことなく生活するのよ」
「そ、そんなことができるわけ…」
「心配しなくても大丈夫よ? うちね、実家が事業やってるからお金には苦労しないから。
そうだ!うちが経営してるマンションの一室をお前の好みに改装するのってどう? 磔台とか置いたりね。だから、もう私と一緒にいることだけ考えればいいのよ?」
比喩なんかじゃなく、本当に目の前が真っ暗になった。先ほどまでとは違い、目の前で無邪気な笑顔を見せる彼女を前に、言葉が見つからない。

M男性の誰もが持ち合わせているものではないかもしれないけれど、女王様に監禁されて一生を捧げてみたい。そんな妄想を抱いたこともあった。ただ、あくまで妄想だった。実際にそうなったら頭がおかしくなることが容易に想像できたし、もちろん社会生活を捨てるなんてことも無理のある話だ。

それが今、目の前に突きつけられている。
妹のように可愛がっていたはずの彼女が突きつけた恐怖に、身体が震えていた。

テーマ:SM - ジャンル:アダルト

  1. 2006/06/24(土) 21:53:46|
  2. 小説
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短編小説「いびつな愛(6)」

さらっとした艶のある髪を掻きあげて見下ろす美貴の姿に、マゾの血が意思とは無関係に騒いだ。だが、ここで彼女のペースにはまってしまっては、この先どうなってしまうのか、わかったもんじゃない。そう思いながらも、目はスラリと伸びた脚、均整の取れたプロポーションを包み込むエナメルのボンデージをまとったその姿に釘付けになってしまう。
どうしようもないMの性に逆らえずにいることを見透かしたように、美貴が追い討ちをかける。
「ふふ、そんなに上から見下ろされるのが嬉しい? それに、やっぱり身体は素直なのね。おちんちん、大きくなってきてるわよ」
顔を踏みつけていたつま先が股間に伸びた。
「や、やめてくれ!」
「言葉に気をつけなさいって言ったでしょ? お前はもう、私に逆らうことはできないの。少し、罰を与えないといけないわね」
そう言って、隣のベッドルームへと消えた彼女は、手に真新しい鞭を持って戻ってきた。
黒い革の質感が妖しく光る一本鞭。
「ほ、ほんとにちょっと、やめてくれよ、お願いだから…」
「これ、鞭の中でも一番痛いんでしょう? お前は、痛いのが好きなのかな? それとも…。どんな反応するのか楽しみね。ほら、いくわよ」

ビシィッ!
「ぐあぁっ」
無慈悲に振り上げられた鞭は空気を裂く音を伴なって、背中に命中した。
さらに鞭は2発、3発と続く。
「ほら、早くさっきの言葉、言い直しなさい。じゃないと、いつまでたってもやめてあげないわよ」
言いながらも、断続的に振り下ろされる鞭。背中はすでに限界にきていた。
「お…お許し、ください…」
ビシッ!
「あぐ、ぅっ」
「誰に言ってるのかしら?」
躊躇した。言えば、彼女のしもべになることを認めてしまうようなものだ。
それでも、鞭の痛みをこれ以上耐え続ける気力も尽きかけていた。
「お許しください…。美貴…様」

テーマ:M男 - ジャンル:アダルト

  1. 2006/06/17(土) 22:10:26|
  2. 小説
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短編小説「いびつな愛(5)」

どのぐらいの時間、意識を失っていたんだろう?
身体が締め付けられるような苦しさに目が醒めた。ボーっとする頭に徐々に意識が戻り、身体に感覚が戻ってくると、自分の姿にはっとした。

何も身に着けていない!

驚いて上体を起こそうとすると、腕に痛みが走った。後ろ手にガッチリと綿ロープで縛られていた。腕だけではない。足も揃えて縛られ、パンツも剥ぎ取られて股間の性器が露わになっていた。

「ふふ、気がついた?」
横たわったまま声の側を見上げて絶句した。
黒いエナメルのボンデージ、そして網タイツとピンヒールに包まれた艶かしい脚。化粧もしている。さっきまでラフな服装ですっぴんだった美貴とのあまりの違いにも驚いたが、それ以上にそのあどけない顔にアンバランスな妖艶さに唾を飲んだ。
「な…何の真似だ!?」
「こういうのが好きなんでしょう? いやらしいわね、正人は。たっぷり可愛がってあげる」
「ちょ…、本当に美貴なのか? 冗談だろう!?」
美貴は無言で、一歩一歩ヒールを鳴らしながらゆっくりと近づいてきた。やがて、黒光りするハイヒールのつま先が顔のすぐ前まで来た。
「冗談? 私は本気よ。あれから私、SM雑誌を買って、正人がどういうのが好きなのか知ったわ。ちょっとびっくりしたけど、すっごいゾクゾクしたの。これなら正人をずーっと私のもとに置いておけるってね。その日のうちに今使ってる縄とか道具を揃えたのよ。後は仮病使って、正人が来るのを待つだけだったわ。優しいから、きっと来ると思ってた」
絶句した。言葉が声にならない。
「嬉しいわ。これで正人はずーっと私のものだね。あ、それとも名前より、お前とか言われた方が嬉しいのかな? ふふふ」
ピンヒールの冷たい革の感触が頬を撫でる。
「ちょ…っと、待ってくれよ。とりあえず、縄を解いてくれないか?」
「だめよ。お前が私のものになると誓うまで、お前を自由にさせてあげないわ。それと…」
「あ…ぐぅっ」
頬を撫でていたピンヒールが、力いっぱい顔を踏みつけた。
「お前は私の奴隷なの。私にお願いするときは、言葉に気をつけなさい!」
見上げると、あの可愛らしかった美貴の顔は、妖艶さを伴なった残虐な笑みを浮かべていた。

テーマ:M男 - ジャンル:アダルト

  1. 2006/06/15(木) 21:12:44|
  2. 小説
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短編小説「いびつな愛(4)」

翌日、重い足取りを感じながら店に出た。美貴は風邪ということで休みになっていた。
自責の念が頭をよぎる。
店を辞める覚悟ではあったが、美貴一人がいないと忙しさに拍車が掛かった。小ぢんまりしているながらも美味いコーヒーを飲ませるこの店は、日を問わず賑わっている。そんな中で、マスターに辞めると言うのも気が引けた。
美貴が戻ってきたら、辞めよう。自分を暖かく迎え入れてくれたこの店への、少しばかりの恩返しのつもりだった。

だが、3日経っても美貴は相変わらず休んだままだった。
その日の仕事帰り、マスターに教えてもらった住所を頼りに美貴の家へと向かった。
″改めて、傷つけてしまったことを詫びよう。自分が店を辞めるから、美貴は今までどおり店に戻ってくれ″。そんな思いを伝えるためだった。

彼女のマンションの前に着いた。数日前のやり取りが頭をよぎったが、思い切ってインタフォンを押した。
「はい?」
「俺だよ…、正人だけど、具合大丈夫? …ちょっと話せないかな?」
「わかった。開けるね」
そう言ってドアを開けた彼女は、とりあえず具合が悪そうには見えなかった。ちょっと安心して、招かれるまま部屋に入った。

「お茶、入れるね」
洗いざらしのジーンズにキャミソール姿の彼女は、そう言ってキッチンへ消えた。見たところ、ベッドで寝ていたわけでもなさそうだし、彼女の発する言葉からも、それほど落ち込んだ様子は見えなかった。
″これなら、きっぱり別れの言葉を言えるな…″。
居間に戻ってきた彼女が差し出したコーヒーを口に含み、切り出すタイミングを窺いながら、ここ何日かの店での出来事などを話した。
そろそろ本題に、と思いかけた頃、急に脱力感と眠気に襲われた。
手をついて身体を支えようとするが、力が入らない。そのまま、意識を失ってしまった。
その瞬間、視界に入った美貴はうっすらと笑みを浮かべていたような気がした…。

テーマ:SM - ジャンル:アダルト

  1. 2006/06/15(木) 20:56:54|
  2. 小説
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短編小説「いびつな愛(3)

敢えて、美貴に何かを言うことはしなかった。感づいているのは、美貴も悟っているだろう。それなら、気のない素振りを見せて熱が冷めるのを待とう。そう思っての判断だった。

しかし、そんな思惑とは反対に美貴の行動はどんどんエスカレートしてきた。

初めは仕事帰りに後をつけていただけだったのが、自分が寝るまでマンションの外に人影を感じるようになった。部屋の明かりを消すと、必ず電話が鳴るようになった。電話の主は、マンションのすぐそばで部屋を監視していた。
それでも昼間は、何事もないように美貴は淡々と仕事をこなしていた。以前のように明るく喋りかけてくるでもなく…。そのギャップが余計に恐怖を感じさせた。

さすがに精神的にまいっていた。美貴と話をつけなければならない。
そう思って、ある日の仕事上がりに、美貴を呼び出した。

ファミレスに入り、向かい合って腰を落ち着けた。互いに目を合わせることなく、ウェイトレスが注文を取りにきて、コーヒーとアイスティーが運ばれてくるまで、沈黙が続いた。
ウェイトレスが視界から消えるのを見送ってから、美貴に向き合った。どこまで話すかは決めてあった。

「どうして…、いや、いつまでこんなことをしてるの?」
「こんなことって?」
美貴は平然と言葉を返してきた。
「いや、だから…、夜、家のあたりに遅くまでいたりするだろ? そういうの、良くないよ…」
ストーカー、という言葉は躊躇して言えなかった。美貴の目は、初めて会った時のような純粋な瞳をもって俺を見ていた。なぜか心が掻き毟られるような気持ちになった。
だが、美貴の言葉はそんな俺の心を意ともしないものだった。
「どうして?彼女が彼氏を浮気してないか見張るのなんて、当然じゃない?」
吸おうとした煙草を落としそうになった。呆然と美貴を見ると、さらに続けた。
「ほんとはね。早く正人が私のところに帰ってきて欲しいって、ずっと思ってるの」
「いや、帰ってきて欲しいって、ちょっと待ってくれよ。俺たち、こないだも言ったけど付き合ってないんだし…。仲のいい同僚だろ?」
「どうして! なんでそんなこと言うのよ?」
ふいに泣き出しながらそう叫ばれて、動揺した。しばらく何も言えなかった。
これが、世にいうストーカーなんだろう。身の毛がよだった。どうにかして諦めさせなきゃならない。

ただ、そのためにある言葉を用意はしていた。
言うにはバイトを辞める覚悟も必要だったが、言うしか手は見つからなかった。
「…美貴、聞いてくれる? 俺も美貴のことは可愛いと思うし、好きになりかけたこともあったんだ。けど、俺……、エ、Mなんだ。美貴みたいな可愛い女の子は、俺みたいな男と付き合っちゃダメなんだよ。それに俺、美貴のことは可愛いと思えても、そういう性格だから、Sの…女王様みたいな人しか好きになれないんだ…」
なるべく彼女を傷つけることなく突き放すには、これしかないんだ。そう思いながらも、SMクラブの中以外では誰にも見せることのなかった性癖を、ついに言ってしまったことへの後悔。言い終えた瞬間に押し寄せてきた。

泣きじゃくっていた美貴は、ふいに嗚咽をやめ、こちらを呆然と見た。
そのまま向き合った時間、数秒が何十分にも感じられた。思わず目をそむけて、煙草に手を伸ばした。

「…そう」
美貴の言葉は、先ほどまでとは反対に、力のない声だった。
それ以外に何も言わず、フラフラと立ち上がった美貴は、そのまま店を出て行った。
苦肉の策で選んだ言葉は、逆に純粋な彼女を傷つけてしまったかもしれない。それに、Mだということも自ら告白してしまった。色々な思いが頭に充満して、しばらく席を立てずにいた。

テーマ:奴隷 - ジャンル:アダルト

  1. 2006/06/14(水) 21:04:11|
  2. 小説
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短編小説「いびつな愛(2)」

同僚の予感は的中していた。アルバイトをはじめて1ヶ月も経つ頃、美貴は甘えるような仕草で絡んでくることが多くなっていた。告白めいたものを言葉にすることはなかったものの、美貴が正人に惚れているのは誰の目にもわかるようになっていた。はじめは悪い気がしなかったが、さすがにそれがエスカレートしてくると同時に、同僚の妬むような目も気になってくる。何とか大人の態度でかわそうと思っていたが、仕事先で人目をはばからずに寄り添ってこようとする美貴に対し、いつしかうんざりするような気持ちにすらなっていた。

これ以上、この店での居心地を悪いものにはしたくない。そう思って、スタッフルームに美貴を呼び出した。
「付き合ってるわけでもないんだし、あんまり仕事場でベタベタするのは良くないから、控えようよ。お客さんにも印象悪いし…」。なるべく、優しく彼女にそう言い聞かせた。が、美貴の反応は意図し得ないものだった。
「付き合って……ない?」
「え…?」。美貴の言葉の意味が、よくわからなかった。数秒の間の後、彼女はスタッフルームを飛び出していってしまった。美貴の一言に何か釈然としないものを感じたが、その日はそれ以降まったく会話をすることがなかった。彼女を傷つけてしまったかもしれない、と悔いは残ったが「いや、これでいいんだ」と自分自身に言い聞かせ、無心で仕事に没頭した。

それから数日の間、美貴と話すことはまったくなかった。それまでにはなかった店内に漂う空気に気まずさを感じたが、それ以上に仕事を終えて帰路に着くとき、妙な気配を感じるようになった。

後を着けられている。すぐに美貴だとわかった。

テーマ:奴隷 - ジャンル:アダルト

  1. 2006/06/14(水) 21:01:28|
  2. 小説
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短編小説「いびつな愛」

はじめて彼女と出会った時の印象。それは、まだあどけなさの残る、可愛らしい女の子という感じだった。

正人は、営業として8年間勤めていた会社を退職し、再就職へのつなぎとして、地元の小さなカフェをアルバイト先として選んだ。30歳を迎え、アルバイトという身分は心細くもあったが、背に腹は抱えられない。以前の職場では、取り立てて成績が悪かったわけではなかったが、ある種の行き詰まりを感じてもいた。このままだらだらと歳を重ねる前に…。そう思い立ち、会社を辞める決心をした。

アルバイト初日。自分でも驚くほど清々しい気分でカフェ、ラ・フォンテに足を踏み入れた。迎えてくれたのは厨房を仕切るマスター、そしてウエイトレスとしてアルバイトをしている美貴だった。短大を卒業したばかりという彼女は、くりっとした可愛らしい目が印象的な、人懐っこそうな女の子だった。
「よろしくお願いしますね」。人怖じすることなくそう声を掛けてくれる美貴に、正人は素直に好印象を持った。

その日は、マスターの指示で彼女に着いて仕事を覚えることとなった。これまでデスクワークが主だった正人はもちろん、これまで飲食店の経験はない。レジの管理や雑務などが、まず覚えなければならないことであった。指導役をマスターから与えられた美貴は、正人にひとつひとつ、丁寧に説明をしていってくれる。もちろん彼女は、先輩風を吹かせるような態度は微塵も感じさせない。そう接してくるのは、2人が10歳ほども歳が離れているからといった理由からでは勿論ない。妹的な親しみやすさを感じさせる、素直な彼女の性格そのものだった。

数日が過ぎ、美貴に教えられた手順をメモした手帳を見るまでもなく仕事をこなせるようになり、余裕も出てきた。美貴と仕事以外のことで談笑することも増えるようになった。再就職までのつなぎ、というマイナスな考えは少なくとも店に出ている間は考えることはない。小さな店ならではのアットホームさは勿論だが、美貴と一緒に仕事をすることが、楽しくてしかたがなかったのだ。だが、正人の中で、それが恋心となることはなかった。いや、正しく言い換えれば、そうなりそうな心を押し潰していた。人懐っこく、毒気のない愛らしい笑顔。時折上目遣いで下から顔を覗き込むような美貴の仕草は、年上の男性を骨抜きにさせるような魅力があった。彼女のいない正人から見ても、歳の差を越えて素直に「こんな子が彼女だったら…」と思わせられるほどの女性だった。むしろ、正人より古株の同僚からは「彼女はお前に惚れている」と、羨むような目で言われてもおり、事実自分自身でもそれは薄々感づいていた。だが、正人には、誰にもいえない秘密があった。それこそが美貴に対して、いや、普通の恋愛をすることが出来ない理由でもあった。

言ってみれば、正人のタイプとなるのは、美貴とは真逆の女性だった。キリッとした強い目で男性を蔑み、かしずかせる。そんな女性が正人の好みだった。好み、というよりは、逆らうことの出来ない性癖である。そして、そんな女性に身体を差し出し、ブーツの底で踏みにじられるマゾ玩具として扱われたいという歪んだ願望を、美貴には知られたくなかった。妹的なフェロモンを持つ彼女は、そんな歪んだ性癖とはあまりに対極なのだ。勿論、性癖の問題だけなら隠しとおしてノーマルな付き合いをすることだってできるかもしれない。しかし、正人にはそれすら躊躇する理由があった。毎日のように行う自慰行為は、一般的な男性が行うそれとは程遠い、女性の足で踏みつけられての脚コキを想像してのものだった。会社を辞めてからは久しく行っていないが、自慰だけでは満たされない性癖をなだめるため、SMクラブに足繁く通っていたこともある。そんな積み重ねが災いしてか、ノーマルのSEXでは射精できない身体になっていたのだ。現在、正人は特定の彼女と呼べる女性はいないが、好印象を持つ美貴と付き合うことも出来ない。なんで付き合わないのか?といぶかしがる同僚のバイトに苦笑いを返すしかなかった。「俺がSだったらお似合いだったのかもしれないのにな…」と心の中で自分の性癖を皮肉り気持ちを抑えることが、正人には精一杯だった。

テーマ:M男 - ジャンル:アダルト

  1. 2006/06/13(火) 19:13:41|
  2. 小説
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被虐願望の始まり(2)

雑誌で見つけた1人の女性に予約を入れてあった。もちろん、
どんな人かわかるはずもない。
19歳の目から見れば、大人びた整った顔立ちとボンデージが
似合うスタイルの良さで決めただけだった。
待たされることもなくプレイルームに案内された。

待っている、ほんの数分が何十分にも感じられた。
部屋に入ってきた女性は、長身でスタイル抜群の方だった。
軽い挨拶を交わした後での、簡単なカウンセリング。
「どういうことが好きか?」なんて質問には答えられるはずもない。
緊張して、プレイ自体が初めてだということを伝えるぐらいしか
できなかった。

シャワーを浴びて、部屋に戻るとそこには先ほどまでとは違い、
憧れのボンデージに身を包んだ女王様がいた。
それからの約1時間のことは、ほとんど覚えてない。
頭の中が真っ白だった。
初めてということで、かなり加減をしていただいたはずだ。
それでも、記憶が飛ぶには充分だった。

乏しい記憶の中で、今でもくっきりと残っているのは、プレイが
終わったときにキスをしていただいたこと。
それまで風俗にも行ったこともなかったくせに、そのキスはなんとなく、
女王様も特別にしてくれたものだと思った。
分からないなりにも、女王様と奴隷という関係の中でキスをするなんて
行為があるとは思わなかったし、ただ単純に「女性に虐められたい」と
思っていた自分にとって、その行為は思いもよらないものだった。

結局その女王様とはそれっきりになってしまった。
学生ということもあり、1回に2万という金額は大きく、卒業して仕事
に就くまでSMクラブに行くことはなかったからだ。
それでも、初めて体験した甘美な時間は、自分の性癖を決定付けるのに
充分すぎるほどだった。

テーマ:SM - ジャンル:アダルト

  1. 2006/06/05(月) 22:04:17|
  2. 初めての経験
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被虐願望の始まり。(1)

自分の性癖を「SM」という言葉で初めて認識したのは、
高校卒業するかしないか。
風俗雑誌をコンビニで手に取ったのがきっかけだった。
もちろん、それまでにも人と違う性癖であることは分かっていた。
それは願望や自慰行為のときの妄想として表れていた。

自分が高校生のとき、大学生や社会人はジュリアナブーム、
さらに自分が卒業した次の年からコギャルブームという、
どっちつかずな高校時代、通っていた千葉の片田舎では、
ヤンキーがまだ普通にいた。
男はもちろんだけど、女子も化粧に明るくブリーチをした髪、
スカートをそれぞれに長短でアレンジしていた。
そして、その頃主流だったのは、スカートの裾から伸びる脚を
包むのはソックスではなく黒のストッキング。
入学したての頃、先輩女子の大人びた雰囲気に憧れた。
中学の頃に覚えたオナニーは、名前も知らない先輩女子数人に
囲まれ、辱めを受ける妄想を思い浮かべるものになっていた。
思えばこの頃に、今もある光沢素材へのフェティシズムと、
複数女性によるリンチへの憧れが出来上がったんだろうと思う。


そんな被虐願望が妄想ではなくなったのが、19歳の時。
コンビニに置いてあった風俗雑誌に掲載されていたSMクラブの
女王様に、目が釘付けになった。

その一月後、期待と興奮と不安を胸に、初めてSMクラブへ赴いた。

テーマ:SM - ジャンル:アダルト

  1. 2006/06/05(月) 01:16:27|
  2. 初めての経験
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  4. | コメント:2

プロフィール

morry

Author:morry
東京在住30代。
現在フリーのM男です。
経験はまだまだですが、S女性様の玩具となることに強い憧れがあります。同嗜好の方、S女性様からのメッセージを頂ければこの上ない幸せです。

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